2026年F1第10戦ベルギーGPの決勝レースは、オープニングラップから波乱の展開となり、二度の奪還劇を経てアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が今季6勝目をポール・トゥ・ウインで飾った。
2位には、前戦イギリスGPで優勝を果たしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が入った。
決勝:ハイライト動画スタート直後のオー・ルージュ(ターン2と3)では、2番グリッドのフェルスタッペンが首位に浮上した。だが、それも長くは続かず、アントネッリはすぐさまケメル・ストレートでフェルスタッペンを鮮やかに抜き去り、トップの座を奪い返した。
その直後、レ・コーム(ターン5)で、選手権2位のジョージ・ラッセル(メルセデス)がルイス・ハミルトン(フェラーリ)と接触。スピンを喫してグラベルに捕まり、早くもセーフティーカー(SC)が導入された。ラッセルはその場でリタイヤを強いられた。
レース後、メルセデスのチーム代表トト・ウォルフは、メルセデス製パワーユニットを搭載する全てのマシンにデプロイメントに関する未知の問題が発生していたと説明。ラッセルは、この問題がハミルトンとの接触の原因になったとして強い苛立ちをあらわにした。
ハミルトンはレースを継続したが、接触の責任を問われて5秒ペナルティを受けた。さらにピットストップの際には、作業中のメカニックと接触する危険な場面があった。7度の王者は「血の気が引いた」と、その時の恐怖を振り返った。
この影響でハミルトンはタイムを失っただけでなく、チームに求めていたフロントウイングの調整も終わらず、最終的に4位に終わった。
20周目にはデブリ撤去のため、バーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入された。このタイミングがフェラーリ勢に決定的な恩恵をもたらした。
ルクレールはロスタイムを最小限に抑えてタイヤ交換を終えると、アントネッリの前でコースに復帰し、事実上のトップに躍り出た。それでもアントネッリに焦りは見られず、34周目にルクレールを攻略。トップチェッカーを受けた。

2026年F1ベルギーGP《決勝》結果
ハンガロリンクで開催される次戦ハンガリーGPは、日本時間7月24日(金)のフリー走行で幕を開ける。セッションの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
F1ベルギーGP特集
