建物南側の駐車場や県道は一面真っ白な粉のようなもので覆われ、爆発で吹き飛ばされたとみられるコンクリート片や木の枝が散らばっていた,余震の度に「ピーッ」と笛が鳴らされ、二次被害を防ぐために捜索隊は作業を中断して屋外退避を余儀なくされた,走行中だったトラックも大破していた。
警察や消防隊員ら15人ほどが1階から中に入っていく様子も確認できた,どうにか無事でいてほしい」と泣きそうな表情を浮かべた, 骨組みがなぎ倒しになった建物内に向かって消防の重機が進入, 29日未明、熊本県外ナンバーの緊急車両が次々に駆け付け、規制線の外では住民らが手を合わせて捜索を見守った,捜索現場の近くにいた熊本市の会社員男性(40)は、爆発があった付近の2階のアパレル店で働く知人の30代女性と連絡がつかない、と話した, 「報道を見て『大丈夫?』とメッセージを送ったが既読にならず、居ても立ってもいられなくて」,トラックを所有する南九州福山通運の上杉正浩熊本支店長(63)は作業を見守り、「今日は3分の1の運転手が出勤できておらず、今後の対応も検討が必要だ」と話した。
(植木泰士、清水咲彩、正木友依子、堀江利雅、横川千夏) ,。
敷地内や周辺の県道まで直径数センチ~1メートルのコンクリート片が散乱,女性とは悩みごとを相談し合う間柄,「犠牲者や不明者の名前が分からず安否を確かめようがない,運転手の40代男性は頭や首をけがしたが、命に別条はなかった, 午後、県道で大破したトラックがレッカー移動された, 建物は緑川に面する南側が大きく破損し、鉄骨がむき出しに,2階部分が大きく崩れ、余震も続く中、警察や消防、自衛隊の隊員らが作業に当たった, 午後に2回、報道陣が規制線から数十メートル先まで現場に近づくことが一時的に許可された, 爆発で一階部分に散乱したがれきを撤去する捜索隊=29日午後1時50分過ぎ、嘉島町のイオンモール熊本(上杉勇太) 爆発に巻き込まれ大破したトラック=28日午後6時ごろ、嘉島町(南九州福山通運提供) 熊本県内で最大震度7を記録した28日夕の地震後、爆発が起きた嘉島町の大型商業施設「イオンモール熊本」では、29日にかけて夜通しで安否不明者の捜索が続いた,ガードレールはあめ細工のようにぐにゃぐにゃと曲がり、衝撃の大きさを物語っていた。
