(ご興味のある方は「日本語の変音現象(連濁・転音・音便・音韻添加・連声・半濁音化)について」をご覧ください) この記事では、この変音現象のうちの音便について詳しく紹介します, 書 き +て → か い て 聞 き +た → き い た 泳 ぎ +て → およ い で 子音を脱落させたほうが音が減って発音しやすくなるので、経済的ということですね, おはや く + ございます → おはよ う ございます ありがた く + ございます → ありがと う ございます うれし く + 存じます → うれしゅ う 存じます 現代日本語だと、「ございます」「存じます」の前の形容詞が変わることが多いですね, おっしゃ り +ます → おっしゃ い ます くださ り + ます → くださ い ます いらっしゃ り +ます → いらっしゃ い ます ウ音便 ウ音便とは、語中・語尾の音が「ウ」の音になる ことです, 遊 び + て → 遊 ん で(「び」→「ん」) 立 ち + て → 立 っ て(「ち」→「っ」) おはや く + ございます → おはよ う ございます(「く」→「う」) また、音便はどの音に変わるかによって、 イ音便、ウ音便、促音(そくおん)便、撥音(はつおん)便 の4つに分類されます, 埼(さ き )+ 玉(たま)→ 埼玉(さ い たま)(「き」→「い」) と り + かかる → と っ かかる(「り」→「っ」) ぶ つ + なぐる → ぶ ん なぐる(「つ」→「ん」) また、音便といったときには、下記のような、 動詞・形容詞の活用に関わるものを特に指していうこと も多いです, 現代日本語の動詞の活用では、カ行・ガ行の五段活用の動詞(「き」「ぎ」の音)が、「~た」「~て」に接続するときに「イ」の音になります, この音便を覚えるために、「いちりって にみびんで」などの歌詞ではじまる「テ形の歌」を歌うなどとして、かなりの労力を費やして学んでいます, *ちなみに「いちりって」というのは促音便のことで、「買 い ます」「待 ち ます 」「帰 り ます 」など、「い」「ち」「り」の場合は「って」と促音化するという意味です, 日本語の変音現象(連濁・転音・音便・音韻添加・連声・半濁音化)について , Youtubeで「テ形の歌」など検索すると、いろいろな曲に合わせた、テ形を覚えるための歌が出てくると思います, 日本語の変音現象について興味のある方は、よろしければ以下の記事もご覧ください, 古典文法だったら「書きます」→「書きて」、「帰ります」→「帰りて」、「読みます」→「読みて」と、「て」をつければいいだけだったかもしれません, p. 60), 語と語を組み合わせるときに、語の一部の音が変わることがあります, p. 60)。
ただ、現代日本語の文法だったら、「書きます」→「書いて」(イ音便)、「帰ります」→「帰って」(促音便)、「読みます」→「読んで」(撥音便)と音が変音しています, 促音(そくおん)便 促音便とは、語中・語尾の音が促音(「ッ」の音)になる ことです, 目次 音便 音便は、 前の語の母音が促音「 ッ 」や撥音「ン」、「イ」の音や「ウ」の音に変わること をいいます, 現代日本語の動詞の活用では、タ行・ラ行・ワ行の五段活用の動詞(「ち」「り」「い」の音)が、「~た」「~て」と接続するときに「ッ」の音になります,。
促音便や撥音便は、日本語における促音(「ツ」の音)と撥音(「ン」の音)のに深くかかわっていると言われています, 初級の日本語学習者を悩ませるポイントの一つに「テ形」の習得があるのですが、その理由に音便が多いに関係しています, まとめ興味のある方は 音便(イ音便・ウ音便・促音便・撥音便)について説明しました, 「り」の音の「r」が脱落して「イ」になることもあります, 現代日本語の動詞の活用では、マ行・バ行・ナ行の五段活用の動詞(「み」「び」「に」の音)が、「~た」「~て」と接続するときに「ン」の音になります, 「にみび んで」は撥音便のことで、「死 に ます」「読 み ます」「遊 び ます」など、「に」「み」「び」の場合は「んで」と撥音化になるという意味です, もしご興味のある方は、以下の本などに詳しいと思います, テ形の習得は大変 上記に述べた通り、五段動詞の動詞の活用にはイ音便・促音便・撥音便がでてきます, 打 ち + て → 打 っ て 帰 り + た → 帰 っ た 買 い + て → 買 っ て 撥音(はつおん)便 撥音便とは、語中・語尾の音が撥音(「ン」の音)になる ことです, 以下のような例があります, 読 み + て → よ ん だ 遊 び + た → あそ ん だ 死 に + て → し ん で また、接続される「た」や「て」の音も濁音化して「だ」や「で」になりますね, 撥音便が表記上に反映されるのは11世紀半ば頃、促音便は13世紀ごろだと言われています(衣畑 2019, イ音便 イ音便とは、語中・語尾の音が「イ」の音になること です, なお、音便が見られるようになるのは平安時代以降ですが、その中でも早く表記上で見られたのは、ほとんどがイ音便かウ音便だそうです(衣畑 2019。
